相手に電話がつながらない時に、相手から着信拒否されてないか確認する方法を調べてみました。今回はその検証した結果をまとめていきたいと思います。
着信拒否の種類
相手に着信拒否されているか調べる前に、携帯電話には着信拒否の方法が2種類あることを知っておきましょう。
●一つ目は、携帯本体の標準機能による着信拒否です。
拒否した電話から着信があった場合:基本的に着信履歴は残ります。
機種やOSバージョン、拒否の種類(電話帳登録外・非通知・公衆電話・通知不可能)によって着信履歴が残らない場合があります。
●二つ目は、キャリア(docomo/au/SoftBank)による着信拒否サービスです。
docomo:迷惑電話ストップサービス 無料/月 au:迷惑電話撃退サービス 110円(税込)/月 SoftBank:ナンバーブロック 110円(税込)/月 拒否した電話から着信があった場合:着信履歴は残りません。
拒否された時の挙動
着信拒否の種類によって、相手に電話したときの挙動が変わります。
携帯本体の標準機能による着信拒否の場合
通話中の相手に、電話を発信した時と同じ挙動になります。
拒否された相手に電話を発信すると「呼出音1回(プルル)+通話切断音(ツーツー)」となります。
発信するスマートフォンによって、挙動が違いますのでいくつか例を紹介します。 例:通話切断音のみ、無音で通話が切れる、呼出音1回+通話切断音(トルゥン)
キャリアによる着信拒否の場合
キャリアによる着信拒否の場合、相手に電話を発信するとガイダンスが流れて通話が切れます。
●docomo:迷惑電話ストップサービス
ガイダンス「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」
●au:迷惑電話撃退サービス
ガイダンス「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」
●SoftBank:ナンバーブロック
Softbankは下記の9種類の中からガイダンスを選べます。 ・「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」 ・「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております。」 ・「この電話はお受けできません。」 ・「この電話はおつなぎすることができません。」 ・「この電話はお客さまのご都合によりおつなぎできません。」 ・「せっかくお電話いただきましたが、この電話をお受けすることができません。」 ・「電話番号をお間違えではないですか?この電話はおつなぎできません。」 ・「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」 ・「This is SoftBank. By the customer's request, this call can not be completed.」
拒否されているか調べる方法
調べる方法といっても、難しい操作をする必要はありません。
相手に電話を発信したときの挙動と拒否された時の挙動を比べるだけです。
ガイダンスが鳴らない場合
時間を変えて複数回相手に電話をしたときに、ガイダンスが流れずに呼出音1回や無音で通話が切れる場合は、携帯本体の標準機能による着信拒否をしていることが分かります。
ガイダンスが鳴る場合
docomoとauの着信拒否ガイダンスは、拒否以外では流れないガイダンスです。なので、相手がdocomoやauであれば拒否されていることがすぐにわかります。
docomoの「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」 auの「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」
SoftBankは、9種類のガイダンスのうち1種類だけ拒否以外でも流れるガイダンスがあります。
そのガイダンスが「この電話はお客さまのご都合によりおつなぎできません。」 というものです。携帯を紛失した場合や料金の未払いなどで電波が止まっている場合にも流れます。ずっと電波を止めるとは考えにくいので、日にちを空けて、何度か電話をしても同じガイダンスが流れる場合は、拒否されている可能性が高くなります。
まとめ
相手に電話をかけたときの挙動で、相手に拒否されているか調べることが簡単にできます。ただ拒否されているからといってすぐに落ち込まないでください。もしかすると相手が間違って拒否している場合もあります。SMSやメール、LINEを使って間違って拒否していないか聞いてみましょう。
拒否する側も相手に拒否していることが伝わることを理解して拒否設定しましょう。
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